電波科学研究連絡委員会(第17期、第9回)議事録(案)
日 時:平成12年7月7日(金)14:00〜17:00
場 所:日本学術会議第4部会議室(6階)
出席者:古濱委員長(F)、松本(全体)、梅津(A)、安藤(B)、赤池(C)、堺(C)、
河崎(E)、岡本(F)(代理:真鍋)、細矢(F)、小川(G)、小山(G)、大村(H)、
井上(J)、上野(K)、斉藤(K)(代理:渡辺)、多氣(K)の各委員(分科会順)
資 料:
9-0 電波科学研究連絡委員会議事次第(第17期、第9回)
9-1 電波科学研究連絡委員会(第17期、第8回)議事録(案)
9-2
電波科学研究連絡委員会名簿
9-3
学術会議第132回総会への報告
9-4
第17期研究連絡委員会の活動状況に関するアンケート
9-5
国際学術団体及び国内対応委員会の活動に関する調査票
9-6
第18期電波研連委員候補者の推薦について
9-7 AP-RASC'01準備状況について
9-8-S SCOSTEP 専門委員会報告
9-8-B B分科会活動報告
9-8-C C分科会活動報告
9-8-D D分科会活動報告
9-8-E E分科会活動報告
9-8-F F分科会活動報告
9-8-G G分科会活動報告
9-8-H H分科会活動報告
9-8-J J分科会活動報告
9-8-K K分科会活動報告
9-9 URSI本部からの連絡
議 題:
1.前回議事録の確認について(資料9-1)
異議なく承認された。
2.委員名簿の確認について(資料9-2)
異議なく承認された。
3.URSI本部からの連絡について(資料9-9)
松本委員(URSI会長)から、@通信に関する科学委員会のDelogne委員長が、各Commission
Chairsからの反応がないこともあり、辞意を表明。後任はShapira副会長が検討中、AICSUにおいてはUnionよりもNational Memberの意見が尊重される傾向があり、いくつかのUnionから問題点が指摘されている、B5月10〜13日にGentにおいてURSI役員会が開催され、その際マーストリヒト次期総会会場の視察が行われた、等の報告がなされた。
4. 経過報告
(1) 学術会議第132回総会への報告(資料9-3)
(2) 第17期研究連絡委員会の活動状況に関するアンケート(資料9-4)
(3) 国際学術団体及び国内対応委員会の活動に関する調査票(資料9-5)
細矢幹事から上記3資料が紹介され、研連および対応国際機関についても、その活動の自己評価が求められている現状が報告された。これに関連し、その自己評価項目として委員の出席率があり、次期研連においては研連会合に出席できる委員を推薦してほしい旨が強調された。
(4) その他
特になし
5. 第18期電波研連委員候補者の推薦について(資料9-6)
細矢幹事から、17期候補者推薦スケジュールと異なっていることについての陳謝が行われた。
次に推薦手順を定めている「電波科学研究連絡委員会運営細則」(資料9-6に添付)の説明があり、現状と合わせ誤解を避けるために、第14条2項を以下のように修正することが提案され承認された。「選考委員会は我が国から選出されたURSI本部役員およびA〜K分科会から推せんされた上位2名(URSI本部役員を含む)の委員候補者で組織する。」(下線部分を追加)
また、選考委員会は平成12年9月4日(月)15時から日本学術会議において開催することを決定した。
さらに、選考委員会には旅費が支給されないことを考慮し、細矢幹事が各分科会から推薦された候補者(各分科会からの推薦〆切は8月25日)リストを事前に公表し、遠距離等の理由で選考委員会に出席できない場合は、代理出席を認めることが承認された。
各分科会活動報告に、それぞれの分科会における委員候補選出法が記載されているので、充分参考にして欲しいとの要望が、細矢幹事から出された。
最後に、次期研連委員には、研連会合に出席できる候補者を選出することが再度強調され、17期において出席率が低かった分科会には、古濱委員長がこの旨を連絡することとした。
6.次期研連への申し送り事項について
細矢幹事から、16期研連からの下記の申し送り事項は、ほぼ全て実行されたと報告された。
(1) 研連として、各分科会の分野にわたったシンポジウム開催を検討すること。
(2) 運営の方法を改善し、より有効な研究連絡の場としていくこと。
(3) URSI本部の運営にも、引き続き積極的に寄与していくこと。
(4) National
Reportの電子化を検討すること。
種々議論の結果、以下の点を次期研連への申し送り事項とすることとなった。
(1) AP-RASC’01成功へ全力をあげること。
(2) SCT (Scientific
Committee on Telecommunications) に関する議論を深めること。
(3) 引き続き、URSI本部の活動に寄与できる人材を育成すること。
(4) 運営の方法を改善し、より有効な研究連絡の場としていくこと。
(5) 電波科学に関するIncentiveを高める具体的なActivityを検討すること。
7.AP-RASC’01開催について(資料9-7)
資料に基づき、多氣幹事/小山委員(財務委員長)から報告が行われた。なお、古濱委員長より17期(現)委員には、18期になっても引き続き募金活動等において協力を継続して欲しいとの要望がなされた。
8.各分科会報告
8.1 SCOSTEP専門委員会(資料9-8-S):
8.1.1 第17期第10回SCOSTEP専門委員会(平成12年6月9日開催)
(1) 小委員会等の活動報告
・札幌S-RAMP会議の準備が進んでいる。500人以上の参加が見込まれるである。
・赤道大気レーダーの製造が進行中で、インドネシアでの整地作業も近々に開始される。
・Solar-Bの打ち上げ予定は2004年夏である。
(2) 各機関等報告
・(東北大学惑星大気プラズマ研究センター)12年度特別設備費4億円が認められた。
・(宇宙科学研究所)M-V-4ロケットの発射失敗の原因が判明したので対策後の2002年に使用を再開する。これに伴い、今後の衛星計画のスケジュールに影響が出る可能性がある。将来の宇宙科学に関する議論を進めていたが、方針が近々決まる。STP関連ミッションとしては、水星、金星、木星の探査衛星、Geotail-2,黄道面外衛星などが含まれている。5者協議会で日本の宇宙技術の開発と信頼性向上などを議論している。
・(通信総合研究所)2001年1月1日から総務省所属となる。2001年4月1日の独立行政法人化に向けて組織・構成を検討中している。これに伴い、13年度から予算要求法が変わり、5年間の中期計画に基づいて毎年外部評価を受けた後に要求書を出すことになる。宇宙天気予報関係では研究の的を絞って予算増を目指したい。本年で2年目のL5衛星関係は、継続課題として予算要求を行う。電波利用料による受託案件として「電波利用者への電離圏情報の提供」を実施中である。
・(名大太陽地球環境研究所)環境関係の新研究科へ大気部門の一部4名が異動する。名古屋への移転計画が動こうとしている。設立後10が経過したのを機に、研究所の見直しを行うとともに外部評価の実施を予定している。
・(京大宙空電波科学研究センター)COE設備費として宇宙太陽発電関係の予算1.7億円が認められた。赤道大気レーダー(EAR)の運用開始は2002年4月を予定している。
・(その他)極地研究所は第6期5カ年計画(2002-2006年度)を策定中である。南極での天文分野研究開始や輸送手段の改善などが盛り込まれている。
(3) 議題
(a) SCOSTEP長期計画(2003-2012年)について
藤井委員、Bureauメンバーの津田氏、SCOSTEP長期計画委員会(LRPC)委員の小野氏の3名が中心となってSCOSTEP長期計画案が検討されており、その中間報告が提出された。これに対する主な議論点は以下の通りである。
・LRPC案では従来通り太陽・地球系という観点が中心であって、惑星という視点が欠けているため、これを入れる方向で検討している。
・SCOSTEPは惑星科学推進のためだけにあるのではなく、主目的は太陽・地球系を中心としたSTPの推進にある。STEP, S-RAMPとの違いをだすために惑星科学を入れるのはよいが、これが前面にでるとSCOSTEP側は困るのではないか。
・SCOSTEPとしては、太陽・地球系のvariabilitiesの一部として、またSTEPやS-RAMPなどを発展させるという計画の中で、比較惑星学として惑星科学を考慮すべきである。
・SCOSTEPの原点にたった案が必要で、発展途上国も参加できることが必要である。
(b) 次期SCOSTEP専門委員会委員構成について
・地球電磁気研連1名、協議決定3名とすることが決定された。従って、次期の委員構成は次のようになる: 気象研連1、電波研連2、天文研連1、宇宙空間研連1、地球電磁気研連1、協議決定3(合計9名)
・次期委員としてSCOSTEP Bureauメンバー、LRPC関係者、現委員など4名程度を推薦することになった。
8.2 A分科会(Electromagnetic Metrology):口頭報告のみ
8.3 B分科会(Fields and Waves)(資料9-8-B):
8.3.1 国内海外活動
(1)
1999 Microwave Workshops and Exhibition (MWE'99), IEICE, December 7-9, 1999,
Yokohama, Japan
(2)
「計算電磁気学の基礎とその応用」セミナー(第2回),電気学会EMT技術委員会/電子情報通信学会EMT研究専門委員会共催,2000.1. 27-28,会場:日大理工学部
(3)
IEEE Phased Array Systems and Technology, IEEE AP-S, May 21-25, Dana Point, USA
(4)
Millennium Conference on Antennas & Propagation (AP2000), ESA, IEE, IEEE,
April 9-14, 2000, Davos, Switzerland
(5)
PIERS 2000、EM Academy, July 5-15, Boston, USA
8.3.2 今後開催/計画の会議等
(1)
2000 IEEE AP-S Symposium, Salt Lake, Utah, 2000.7.16-21
(2) アンテナ伝播国際会議(ISAP 2000)電子情報通信学会 (AP研) 2000.8.22-25, 福岡
(3) 2000
Japan-China Joint Meeting on Optical Fiber Science and Electromagnetic Theory
(OFSET 2000), 2000.12.4-6, Osaka University Convention Center
(4)
2001 IEEE AP-S Symposium, Boston, 2000.7.8-13
(5)
20001 URSI EM Symposium, British Colombia
(6)
PIERS 2001、PIERS国内委員会、2001.7.18-22, 大阪CIETC
(7)
2002 IEEE AP-S Symposium, San Antonio, TX, 2001.6.16-21
(8) 2002 Asia Pacific Microwave Conference, 電子情報通信学会, 京都国際会議場
8.3.3 URSI-Bにおける活動
(1) 2001 URSI EM
Symposium, British Colombia, Canada 進捗状況
(2) Commission B Disk,
2004 URSI EMシンポジウム招致不成功
8.3.4 2001 AP-RASCへ向けての準備
(1) B分科会より、奥野洋一氏(熊本大)
8.4 C分科会(Signals and Systems)(資料9-8-C):ISSSE’01の紹介
8.5 D分科会(Electronics and Photonics)(資料9-8-D):
8.5.1 関連国際会議
(1) The 7th
International Workshop on Femtosecond Technology (FST 2000), June 29-30, 2000,
Tsukuba, Japan
(2) 5th
Optoelectronics and Communications Conference (OECC 2000), July 11-14, 2000,
Chiba, Japan
(3) Optical
Amplifier and Their Applications/Integrated Photonics Research (OAA/IPR 2000),
July 9-15, 2000, Quebec, Canada
8.6 E分科会(Electromagnetic Noise and Interference)(資料9-8-E):
8.6.1 Following
Domestic Conferences and meetings were (or will be) cooperated with Society of
Atmospheric Electricity of Japan or IEICE Japan
(1) IEE Japan organized a technical committee of “EMC from the aspects of Electrical Power
Engineering”.
This committee is held regularly every two month. The period for activity is
from June 2000 through December 2002.
(2) The annual
Conference of Society of Atmospheric Electricity will be held July 13 and 14 in
Akita. Forty-five papers will be presented, and over 60 participants will be
expected.
(3)
International Workshop on High Voltage Engineering, Nov. 1 -2, 2000, Tottori
City, Japan will be held by IEEJ
(4) On March 21,
April 18, May 17 and June 22, the technical committee meetings on EMC organized
by IEIC were held at Kikai-Sinko-Kaikan, Kyushu Tokai University and Fukui
University of Technology, respectively. The numbers of presented papers were 8,
9, 11 and 6, respectively.
8.6.2 International Conferences
and Meetings
(1) The second
Asia-Pacific Conference on Environmental Electromagnetics (CEEM’ 2000) was held on May 3-7, 2000 at Qianhe
Hotel, Shanghai, China.
(2) EURO
Electromagnetics was held from May 30 to June 2, 2000 at Edinburgh, UK.
(3) 15th
International Wroclaw Symposium and Exhibition on Electromagnetic Compatibility
was held from June 27 to 30, 2000 at Wroclaw, Poland.
(4) 2000 IEEE
International Symposium on Electromagnetic Compatibility will be held from
August 21 to 25, 2000 at Washington DC, USA.
(5) 4th
European Symposium on Electromagnetic Compatibility will be held from September
11 to 15, 2000 at Brugge, Belgium.
(6) 14th
International Zurich Symposium and Technical Exhibition on Electromagnetic
Compatibility will be held during February 20 – 22, 2001 at Zurich, Switzerland.
Preliminary manuscript not exceeding 3600 words received by July 1, 2000,
Notification of acceptance by September 15, 2000.
(7) The progress
in electromagnetics research symposium (PIERS 2001) will be held on July 18 – 22, 2001 at Cosmosquare International
Education and Training Center, Osaka.
(8) 2000 IEEE
International Symposium on Electromagnetic Compatibility will be held from
August 13 to 17, 2001 at Montreal, QC, Canada. Send three copies of the
abstract and summary to IEEE/EMC Montreal 2001, JPdL Destination Management
1555 Peel, Suite 500, Montreal (Quebec), Canada H3A 3L8. Submissions must be
received by Monday, October 16, 2000.
(9) Fifth
International Workshop on Physics of Lightning (IWPL) will be held from
September 10 through 13 in Nagoya. Submissions must be received by December 1,
2000.
8.7 F分科会(Wave Propagation and Remote Sensing)(資料9-8-F):
8.7.1 URSI-F 国内会合
(1) 第443回 平成12年4月21日(金)、東京工科大学 参加者 20名
(2) 第444回 平成12年5月11日(木)〜12日(金)、大阪電気通信大学(電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会、衛星通信研究会、
IEEE AP-S Japan Chapterと共催)
(3) 第445回 平成12年6月23日(金)、KDD研究所 参加者 25名
8.7.2 今後の開催予定
(1) 第446回 平成12年7月26日(水)〜28日(金)、室蘭工業大学(電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会、マイクロ波研究会、衛星通信研究会、IEEE
AP-S Japan Chapter と共催)
(2) 第447回 平成12年8月18日(金)、NASDA/EORC
(PI SAR Workshopプログラム, IEEE GRS Japanと共催)
(3) 第448回 平成12年10月12〜14日、佐渡ニューホテル(電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会、無線システム研究会、宇宙航行エレクトロニクス研究会、IEEE
AP-S Japan Chapter と共催 )
(4) 第449回 平成12年11月9日、YRP移動通信基盤技術研究所
(5) 第450回 平成12年12月15日、郵政省通信総合研究所
8.7.3 今後開催予定の関連国際シンポジウム
(1) PIERS 2000
(Cambridge, MA, USA, 5-14 July, 2000)
(2) IGARSS 2000
(Honolulu, Hawaii, USA, 24-28 July, 2000)
(3) The Fifth
International Symposium on Antennas, Propagation, and EM Theory (ISAPE 2000)
(Beijing, China, 15-18 August, 2000)
(4) 2000
International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP 2000) (Fukuoka,
Japan, 22-25 August, 2000)
(5) 25th
International Conference on Infrared and Millimeter Waves (Beijing, China,
12-15 September, 2000)
(6) The 2nd
International Conference on Microwave and Millimeter Wave Technology (ICMMT2000)
(Beijing, China, 14-16 September, 2000)
(7) The 11th
International Symposium on Personal, Indoor and Mobile Radio Communications
(PIMRC2000) (London, UK, 18-21 September, 2000)
(8) The IEEE
Annual Vehicular Technology Conference (VTC2000-Fall) (Boston, MA, USA, 24-28,
September 2000)
(9) The EOS/SPIE
Symposium on Remote Sensing (EUROPTO) (Barcelona, Spain, 25-29, September 2000)
(10) 2000 IEEE
AP-S Conference on Antennas and Propagation for Wireless Communication
(APWC2000) (Waltham, Massachusetts, USA, 6-8 November, 2000)
(11) The 7th
International Conference on Communication Systems (ICCS) 2000 (Singapore, 20-24
November, 2000)
(12) IEEE GLOBECOM
2000 (San Francisco, CA, USA, 27 November - 1 December 2000)
(13) 2000
Asia-Pacific Microwave Conference (APMC 2000) (Sydney, Australia, 3-6 December,
2000)
(14) IEEE
International Conference on Personal Wireless Communications (ICPWC '2000)
(Hyderabad, India, 17-20 December, 2000)
(15) Eleventh
International Conference on Antennas and Propagation (ICAP2001) (Manchester,
UK, 17-21 April, 2001)
(16) The IEEE
Semiannual Vehicular Technology Conference (VTC2001-Spring) (Tel-Aviv, Israel,
Spring 2001)
(17) 2001 URSI
International Symposium on Electromagnetic Theory (Victoria, BC, Canada, 13-17
May, 2001)
(18) 2001 URSI
International Symposium on Electromagnetic Theory (Victoria, Canada, May 13-17,
2001)
(19) 2001 IEEE
AP-S International Symposium & USNC/URSI National Radio Science Meeting
(Boston, MA, USA, 8-13 July, 2001)
(20) PIERS 2001 (Osaka,
Japan, 18-22 July, 2001)
(21) 2001
Asia-Pacific Radio Science Conference (AP-RASC'01) (Tokyo, Japan, 1-4 August,
2001)
(22) IGARSS'01
(Sydney, Australia, Date TBD, 2001)
(23) The IEEE
Annual Vehicular Technology Conference (VTC2001-Fall) (Atlantic City, NJ, USA,
Fall 2001)
(24) 2002 IEEE
AP-S International Symposium & USNC/URSI National Radio Science Meeting
(San Antonio, Texas, USA, 16 June-21 June, 2002)
(25) IGARSS'02
(Toronto, Canada, 24-28 June, 2002)
(26) IGARSS'03
(Toulouse, France, Date TBD, 2003)
(27) 2004 IEEE
AP-S International Symposium & USNC/URSI National Radio Science Meeting
(Monterey, CA, USA, 20-24 June, 2004)
(28) IGARSS'04
(Anchorage, Alaska, USA, September, 2004)
(29) IGARSS'05
(Seoul, Korea, TBD, 2005)
(30) IGARSS'06 (Colorado,
USA, TBD, 2006)
8.8 G分科会(Ionospheric Radio and Propagation)(資料9-8-G):
8.8.1 International
Reference Ionosphere (IRI)
・URSI/COSPAR IRI News (March and July 2000) was distributed to more
than 300 ionospheric scientists all over the world.
8.8.2 Scientific
Satellite and Rocket
・The Akebono satellite has been observing the ionosphere and
magnetosphere for 11 years. The Nozomi satellite will arrive at the Martian
orbit in February 2004.
・Two small sounding rocket (MT-135) for ozone measurements will be
launched from Uchinoura in September 2000. A sounding rocket S-520-2 will be
launched from Spitzbergen in November 2000 to explore phenomena in the
high-latitude dayside ionosphere. The EISCAT radars will be operated during its
flight.
8.8.3 Recent Movement
of Ionospheric/Thermospheric Researches
・In recent years in Japan, various kinds of instruments have been
simultaneously used to observe the ionosphere and thermosphere. They are
ground-based MF/HF/VHF radars, radio receivers, optical sensors, and GPS
receivers, in addition to sounding rockets, oriented to the ionosphere /
thermosphere / mesosphere studies. Such multi-instrument observations are very important
to construct a whole picture of the ionosphere, to find new facts, and to
further the studies of the coupling between the thermosphere and lower
atmosphere and between the mid-latitude and high-latitude thermospheres.
・In June the Communications Research Laboratory constructed a new
facility at Wakkanai (45 deg. N) to monitor atmospheric disturbances below 100
km and low-latitude auroras by using radar and optical equipment. Massive data
obtained will be distributed to research organizations/groups through a
computer network that will be operated by a planned laboratory (Multi-Media
Virtual Laboratory).
8.8.4 International
Scientific Meeting
(1)
PIERS 2000, Progress in Electromagnetics Research Symp., Massachusetts, July
5-14, 2000
(2)
33rd COSPAR Scientific Assembly, Warsaw, July 16-23, 2000
(3)
First S-RAMP Conference, Sapporo, October 2-6, 2000
(4)
International EISCAT Workshop, Tokyo, July 23-27, 2001
(5)
IAGA, Hanoi, August 18-30, 2001
8.9 H分科会(Waves in Plasmas)(資料9-8-H):
8.9.1 Research Projects and Budgets
(R-1) NOZOMI
The NOZOMI spacecraft is on the cruising orbit to Mars. The insertion to the
Martian orbit is scheduled in January 2004. Observations of dc magnetic field, dust counter, ultraviolet
imaging and the low energy plasma particles, high energy plasma particle have
been successfully carried out around Earth and in the interplanetary space. The telemetry bit-rate is 2-4 kbps.
(R-2) SS-520-2 Rocket
The construction of the plasma wave receiver and sensors
onboard the SS-520-2 rocket of ISAS has started. This rocket will be launched
at Norway in 2000. One of the main objectives of this rocket experiment is to
study the acceleration mechanism of ions due to wave-particle interactions in the polar cusp region.
(R-3) GEOTAIL
The GEOTAIL spacecraft has been operated without any major troubles. The
spacecraft is expected to be in a good condition at least until the next long
eclipse in 2001.
(R-4) EXOS-D
The EXOS-D (Akebono) spacecraft has attained the 11 years of successful
operation without any major troubles.
The regular data acquisition is expected to be continued for at least one more
year at stations in Japan, Sweden and Canada, although the data acquisition at
Syowa Station, Antarctica will be terminated in autumn 2000.
(R-5) HF radars at
Syowa Station, Antarctica
Syowa East radar, looking east of Syowa Station, are
operating in continuous basis since Feb. 1997 and collecting good quality of
echoes from a long distance up to 3000 km. Syowa South radar has been operating
since Feb. 1999. Sensitivity was degraded since October, 1999 due to trouble in
T/R switches, but it was recovered in March, 2000 and good quality of echoes
has been obtained. The antennas for interferometric observation are ready in
February 2000 and the interferometric observation will start in February 2001.
These two radar are components of the international HF radar network,
SuperDARN. Special campaign observation has been carried out in 2000 in
collaboration with Geotail satellite, EISCAT radar, ground-based optical
observations in Svalbard and at South Pole and Zhongshan Station in Antarctica.
(R-6) MF radar at Syowa Station
MF radar at Syowa Station has been operating since
April,1999. The interference from HF radars, whose antennas are located several
hundreds of meters from MF radar antenna, was cleared away in January, 2000 by installing
high pass filters at each transmitter of the HF radars. The MF radar detects wind data of fairly good quality in
the altitude range from 100 km down to 50 km at times, and gravity waves and
tides are extracted from these data. It is also possible to observe meteor
echoes in the altitude range above 100 km, and wind fields are also to be given
there.
(R-7) A new ELF wave observation at Syowa Station
A new ELF observation instrument has been operated at West Ongul Island near
Syowa Station since January, 2000 to observe electromagnetic radiations from
global lightning activities. The data is telemetered to Syowa Station and it is
free from EMI of Syowa Station. Very clear Schumann resonance has been
recorded. The sensor consists of two search coils to detect horizontal magnetic
components with an observation range of 0.01-500Hz.
8.9.2 Domestic Workshops
(1) KDK Symposium on Radio Science and Computer Experiments,
Kyoto, March 22-23, 2000.
(2) Joint Assembly of Japanese Societies of Earth, Planetary
and Space Sciences, Tokyo, June 25-28, 2000.
8.9.3 International Conferences and Workshops
(1) EGS General Assembly, April 25,29, 2000, Nice, France
(2) Western Pacific Geophysics Meeting, June 27-30,2000,
Tokyo, Japan
8.9.4 Future Meetings
(1) 33rd COSPAR Scientific Assembly, July 16-23, 2000,
Warsaw, Poland
(2) The 24th Symposium on coordinated observations of the
ionosphere and the magnetosphere in the Polar Regions, August 1-2, 2000,
Itabashi, Tokyo, Japan
(3) ISAP2000,21-25 August,2000,Fukuoka, Japan
(4) International Workshop on Seismo Electromagnetics:
IWSE2000 Chofu Tokyo Japan
(5) First S-RAMP Conference, October 2-6, 2000, Sapporo,
Japan
(6) 108th General Assembly of Society of Geomagnetism and
Earth, Planetary and Space Sciences (SGEPSS), Tokyo, November 20-23, 2000.
(7) AGU Fall Meeting, December 15-19, 2000, San Francisco Calif., U.S.A.
(8) Plasma Science Symposium 2001 (PSS-2001)/The 18th
Symposium of Plasma Processing (SPP-18),
Kyoto, January 24-26, 2001.
(9) SuperDARN workshop, May 21-25, 2001, Rome, Italy.
(10) 25th International Conference on Phenomena
in Ionized Gases (ICPIG), July 17-22, 2001, Nagoya, Japan.
(11) IAGA-IASPEI Joint Scientific Assembly, 18-30 August
2001, Hanoi, Vietnam.
(12) AP-RASC'01, August 1-4, 2001,Tokyo, Japan
8.10 J分科会(Radio Astronomy)(資料9-8-J):
8.10.1 Meetings and Conferences
A. Domestic
No meetings
B. International
(1) SPIE's Symposium on Astronomical Telescopes and
Instrumentation, Radio Telescopes II Conference, 27 March - 1 April, 2000,
Munich, Germany, URL: http://www.spie.org/info/as
(2) ITU-R WRC-2000, 8 May – 2 June, 2000, Istanbul, Turkey
World Radiocommunication Conference (WRC) on frequency
allocation is held every 2-3 years. Radio Astronomy community has been
proposing re-allocation above 71 GHz, and it was so approved. It took into
account the new molecular lines and satellite services, which have been
developed since the former allocation in 1979. Allocations above 275 GHz will be discussed in the future
WRC.
8.10.2 Future Meetings and
Conferences
(1) IAU 24th General
Assembly, 7-18 August, 2000, Manchester, UK, URL: http://www.iau.org/ga24.html
8.11 K分科会(Electromagnetics in Biology and Medicine)(資料9-8-K):
8.11.1 分科会
(1) 第9回分科会、平成12年6月2日(金)、東京大学大学院医学系研究科医用生体工学セミナー室、
(a) 東京大学医学部腫瘍外科
山口博紀「電磁波がラット脳高次機能(学習・記憶)に与える影響について」
(b)国立がんセンターがん情報研究部長
山口直人「携帯電話を対象とした疫学調査」
8.11.2 特別講演会及び共催会合
(1) 第4回国際非電離放射線ワークショップ、平成12年5月22日〜25日、京都リサーチパーク、主催:国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP),WHO,日本保健物理学会※URSI
K-Commission(共催)、実行委員長:多氣昌生、参加者数:190名(22ヶ国)
8.11.3 今後の予定(主催・共催学会)
(1) 第7回電磁界の健康影響に関するシンポジウム、平成12年7月18日(火)、仙台国際センター、主催:電気学会
電磁界生体影響問題調査特別委員会※URSI Commission-K Tokyo Chapter他(共催)詳細:http://www.iee.or.jp/emf/emfhp/emfsmp/20000718.htm
(2)
International Symposium on Electromagnetics in Biology and Medicine、2001年4月2〜4日、東京大学山上会館、主催:URSI
Commission-K※Bioelectromagnetics Society(共催)、実行委員長:上野照剛
8.11.4 今後の予定(関連学会等)
(1) ISAP 2000、平成12年8月21日〜25日、アクロス福岡、関連セッション:Technical
Events(Prof. Kuster, 8/21PM)1D2: Biological Effects and Medical Applications
(2) 電子情報通信学会ソサイエティ大会チュートリアル講演、平成12年10月1日、名古屋工業大学、主催:第3種研究会「人体電磁ファントム研究会」※AP研,EMCJ研(共催)
(3) 3rd
International Conference on Bioelectromagnetism、2001年10月7〜8日、スロベニア、※COST244(欧州の生体影響関連研究の国際プロジェクト)のワークショップも共同開催される.
(4) Millennium
Workshop on Biological Effects of Electromagnetic Fields、2001年10月17〜20日、ギリシャ・クレタ島
(4) 2nd International
EMF Seminar in China: Electromagnetic Fields and Biological Effects、2001年10月23〜26日、中国・西安、主催:WHO、ICNIRP他
(5) WHO,
ICNIRP, and IEEE Meetings、2001年11月11〜19日、米国・サンアントニオ
8.11.5 その他トピック
(1) 郵政省電気通信技術審議会諮問第118号(平成12年5月)、「携帯電話端末等に対する比吸収率の測定方法」、※平成12年11月に答申予定
(2) 英国スチュアート委員会報告、予防原則に基づいた携帯電話(基地局と端末)による電磁波曝露防護に関する政府への勧告(詳細はhttp://www.iegmp.org.uk/)
(3) WHOの見解 (http://www.who.int/peh-emf/)、予防原則について(WHO
Backgrounder)、携帯電話による電磁波影響について(上記委員会報告を受けた改訂版:Fact Sheet 193)
9. その他
次回(第18期第1回)は、平成12年10月31日(火)14:00〜から開催することが決定された。
(以上)